圧倒的な技巧と豊かな音量を有したロストロポーヴィチのために作曲された ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番はソロパートもオーケストラとの アンサンブルも難易度が高く、本曲を指揮なしの弾き振りで演奏するのは 過去に例がないようです。
通常、リハーサルを3日しか行わないプロオケではリハーサル時間が足りず 表現を突き詰めることがままならないでしょうし、アマオケでは技術的にも 難しいと言えます。
今回、丸山とM管弦楽団が鋭意取り組んできた弾き振りによるショスタコーヴィチ チェロ協奏曲第1番。「芸術は細部に宿る」と言い切る丸山の要求は、果たして 表現し切れているでしょうか?この曲の素晴らしさを皆さんにお届けできるでしょうか? 是非会場にてお確かめください。
【M管弦楽団第3回演奏会】
日時:2021年10月31日(日)18:30開演(18:00開場)
会場:三鷹市芸術文化センター風のホール
指揮:丸山泰雄
独奏:丸山泰雄(チェロ)
曲目:
ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲第1番変ホ長調作品107
ショスタコーヴィチ 室内交響曲ハ短調作品110a(バルシャイ編曲)
メンデルスゾーン 交響曲第4番イ長調作品90「イタリア」
全席自由/入場無料(投げ銭制、要入場整理券)